WindowsでQRコードからWi-Fiに接続する方法【Windows 10・11】

WindowsパソコンをWi-FiのQRコードで接続するイメージ

WindowsでQRコードを使ってWi-Fiに接続する方法は、Windows 10と11で異なります。対応するWindows 11では「カメラ」アプリでコードを読み取り、設定画面で接続を確認します。Windows 10では、対応するWi-Fi用QRスキャナーを使うか、コードの接続情報を読み取って手動で接続します。

まず、パソコンのWindowsのバージョンと、QRコードが紙・スマホ画面・保存画像のどれにあるかを確認してください。

Windows 10・11で使える方法の違い

使っている環境 最初に試す方法
Windows 11でカメラが使える 「カメラ」のバーコードモードでWi-FiのQRコードを読み取る。
Windows 10でカメラが使える Windows 10対応のWi-Fi用QRスキャナーを使う。
QRコードの画像がパソコンに保存されている 画像ファイルを開けるQRリーダーで接続情報を確認する。
カメラも対応アプリも使えない 所有者にネットワーク名とパスワードを聞き、手動で接続する。

「QRコードを読み取れること」と「読み取ったWi-Fiへそのまま接続できること」は別です。一般的なQRリーダーでは、ネットワーク名やパスワードが文字で表示されるだけの場合もあります。

Windows 10でWi-FiのQRコードを読み取って接続する

Windows 10に、Windows 11と同じカメラからのWi-Fi接続機能があるとは限りません。アプリを使う場合の候補は、Matthias Duyckが提供するWiFi QR Code ScannerのMicrosoft Storeページで確認できます。名前が似た別アプリと間違えないよう、開発元と現在の動作要件を確認してください。

  1. Microsoft Storeで、使うパソコンに対応しているか確認してからアプリをインストールします。
  2. アプリのカメラで読み取る機能を開き、必要なカメラの使用許可を確認します。
  3. 紙やスマホに表示したWi-FiのQRコードを、パソコンのカメラに向けます。
  4. 読み取ったネットワーク名が、接続したいWi-Fiと一致するか確認します。
  5. アプリに接続機能があれば、その操作を選びます。文字だけが表示された場合は、次の手動接続を使います。

手動で接続する場合:タスクバーのネットワークアイコンを開き、該当するWi-Fiを選んで「接続」を押します。パスワードを入力して「次へ」に進んでください。QRコードを読み取れても、電波が届かない場所や非対応の周波数帯には接続できません。

Windows 11の「カメラ」でQRコードからWi-Fiに接続する

  1. スタートメニューで「カメラ」を検索して開きます。
  2. 写真モードから、バーコードのアイコンが付いたモードに切り替えます。
  3. Wi-Fi接続用のQRコード全体がカメラに映るようにします。
  4. 読み取り結果のリンクを選びます。対応するWi-Fiコードなら、設定画面が開きます。
  5. ネットワーク名を確認し、追加して接続する操作を選びます。

この手順は、MicrosoftのWindowsでWi-Fiに接続する公式ガイドで案内されています。バーコードモードが見つからない場合は、Windowsとカメラアプリの更新を確認してください。機能が使えない環境では、対応アプリか手動接続を使います。

保存したQR画像を読み込む方法:カメラなしでも使える?

メールなどで届いたQR画像は、画像ファイルに対応するQRリーダーで開けます。パソコン自身の画面を、そのパソコンのカメラに映す必要はありません。

  1. QRコードの画像をパソコンに保存します。
  2. 画像読み込みに対応するアプリで、そのファイルを開きます。
  3. 表示されたネットワーク名とパスワードを確認します。
  4. 直接接続する機能がなければ、WindowsのWi-Fi一覧から同じネットワークを選び、情報を入力します。

QRコードにはWi-Fiのパスワードが含まれることがあります。自宅や職場のコードを、知らない読み取りサイトへアップロードするのは避けましょう。画像が不鮮明な場合は、所有者にもう一度送ってもらうと確実です。

Wi-FiのQRコードを表示・作成して共有する方法

Windows 11でQRコードを表示する

QR共有に対応するWindows 11では、「設定」→「ネットワークとインターネット」から、接続中のWi-Fiのプロパティを開きます。Wi-Fiのパスワードの横にある「表示」を選び、表示されたQRコードを相手の端末で読み取ります。保存済みのネットワークは、「Wi-Fi」→「既知のネットワークの管理」から確認できる場合もあります。

Windows 10でQRコードを用意する

Windows 11のQR共有画面を探すのではなく、ルーターの共有機能や、QRコードの作成に対応するアプリを使います。作成時には、ネットワーク名、暗号化方式、パスワードを正しく入力してください。アプリの機能は製品や料金プランによって異なるため、保存済みネットワークの自動読み込みなどを前提にしないでください。

作ったコードは別の端末で試し、ルーターのパスワードを変更したら作り直します。QRコードを作っただけで、ルーター側のパスワードが変わるわけではありません。

読み取れない・接続できないときの確認表

症状 確認すること
カメラが真っ暗、または開けない カメラのカバー、選択中のカメラ、アプリへの使用許可を確認する。
コードが認識されない 四角全体を映し、反射を減らす。距離とピントを調整する。
読み取るとWebサイトが開く Wi-Fi設定用ではなく、メニューやログインページへのコードかもしれない。所有者に確認する。
アプリで「アクセスが拒否されました」と出る アプリが求める権限を確認する。新しいWindowsでは、Wi-Fiの検出に位置情報の許可が必要な場合もある。
Wi-Fi一覧にネットワークがない Wi-Fiのオン・オフ、機内モード、電波の届く範囲、対応する周波数帯を確認する。
パスワードが違うと表示される QRコードに古いパスワードが入っていないか確認する。
接続済みだがインターネットを使えない 施設のログイン画面が必要か、ルーター側の回線に問題がないかを確認する。

カメラの許可を確認する場所は、Windows 11では「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「カメラ」、Windows 10では「設定」→「プライバシー」→「カメラ」です。詳しくはMicrosoftのカメラアプリの使い方を参照してください。

Wi-Fi検出と位置情報の権限については、Microsoftのアプリ向けWi-Fiアクセスの説明(英語)でも確認できます。権限を追加したくない場合は、ネットワーク名とパスワードを使って手動で接続する方法もあります。

古いノートパソコンで新しいルーターが見つからない場合は、Wi-Fiアダプターと周波数帯の確認手順(英語)も役立ちます。英語の手順と比較したい場合は、この記事の英語版を参照してください。

確認日:2026年10月26日。表示名や使える機能は、Windowsとアプリのバージョンによって異なります。

よくある質問

Windows 10のWi-Fi用QRコードはどこにありますか?

パソコンに接続用QRコードが必ず保存されているわけではありません。ルーターの表示や共有機能を確認するか、所有者にコードを用意してもらってください。自分で作る場合は、作成機能のあるアプリに正しい接続情報を入力します。

Windows 10でもQRコードでWi-Fiに接続できますか?

対応するWi-Fi用QRスキャナーを使う方法があります。読み取りだけに対応するアプリなら、表示されたネットワーク名とパスワードを使って手動で接続します。Windows 11のカメラ手順と同じだとは考えないでください。

QRコードならパスワードを知らなくても接続できますか?

所有者が共有したコードに正しい接続情報が含まれていれば、入力を省ける場合があります。QRコードは認証を回避する仕組みではなく、接続情報を渡す方法です。

カメラのないデスクトップでも使えますか?

保存したQR画像に対応するリーダーを使えます。ただし、無線で接続するにはWi-Fiアダプターが必要です。カメラや有線LANだけではWi-Fi機能は追加されません。

インターネットにつながっていなくても読み取れますか?

インストール済みのアプリがオフラインの画像・カメラ読み取りに対応していれば、コード自体を読み取れる場合があります。アプリの初回ダウンロードや更新には別の接続手段が必要です。読み取りに成功しても、そのWi-Fiでインターネットを使えるとは限りません。

読み取ったのにWi-Fiへ接続できないのはなぜですか?

古いパスワード、弱い電波、非対応の周波数帯、アプリの権限などが考えられます。まずWindowsのWi-Fi一覧に対象のネットワークが表示されるか確認し、上の表で症状に合う項目を試してください。